明治,大正期における土木工学界の重鎮であり,橋梁学,築港学の世界的権威。 ニューヨークで出版された本書は,東京帝国大学教授として橋梁工学を担当した廣井勇の講義ノートを まとめたものであり,実務と理論の橋渡しをした教科書として,アメリカの土木界で高く評価された。 廣井は,土木専門部の前身,札幌農学校工学科教授を努めた。