シラーとギリシャ悲劇 1941刊/新関 良三/にいぜき・りょうぞう/1889-1979

シラーとギリシャ悲劇

ドイツ文学者。
戯曲,演劇の大きな源流をなすギリシャ,ローマの演劇研究にも力を注いだ新関の学位論文。
カント哲学を学んだシラーが,ギリシャ悲劇における「運命」を,自由意思による人間の倫理性に よって超克していると説く。